理科 地学科 甲武信鉱山への地学巡検旅行
2016.04.07
3月31日(木)から4月1日(金)にかけて、地学科では、地学部を主体とした地学巡検旅行を行いました。主目的は長野県川上村にある甲武信鉱山(梓鉱山)での鉱物採集です。鉱山へ向かう途中にある国立天文台野辺山観測所にも立ち寄り、見学しました。
野辺山駅で途中下車して、国立天文台野辺山観測所の45m電波望遠鏡をバックに記念写真。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、目の前で見る電波望遠鏡は大迫力です。このスケール感を味わうことが、実際に現地まで足を運んで見ることが大切である理由の一つです。
夕方前には湯沼鉱泉という旅館に到着し、そのまま数時間だけ水晶の採集をしました。
岩石を割ってみると、見事な水晶がぎっしりでした。
採集できた水晶です。生徒はもっと立派なものを取っているでしょう。
水晶採集の後、宿泊した湯沼鉱泉旅館のオーナーが管理する天然水晶洞を見学しました。
非常に多くの素晴らしい鉱物が見られました。こちらは緑水晶の日本式双晶です。
こちらも水晶です。見事な日本式双晶です。
2日目。朝から甲武信鉱山で鉱物採集をしました。まだ少し残雪のあるハードな山道で大変な思いをしましたが、おかげでザクロ石、ベスブ石、灰鉄輝石、緑簾石など、さまざまな鉱物を採集することができました。
上の方に見えているのがベスブ石です。
こちらはザクロ石の群晶です。